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Tuesday, August 18, 2009

『みんなの書店』出ました

9月号のCheersさんが出ました。

毎号おすすめの本を掲載させていただいている『みんなの書店』、今回は35ページに。

今回おすすめさせていただいているのは、文芸からは萩原浩さんと阿川佐和子さんの作品。

萩原浩さんの作品は、読んでいる人は読んでいる、といった感じで、まだ店内在庫が少ないのでお目にかかってない方も多いと思いますが、私は個人的におすすめ。

代表的な作品には、若年性アルツハイマーの主人公を描き、渡辺謙さん主演で映画化された『明日の記憶』や、大手広告代理店を辞めて再就職した主人公が四苦八苦しながらも奔走し、その姿が働くサラリーマンに元気を与える『神様からひと言』などがあります。

やはりじわじわとはまる人が増えているようで、1年前に比べると結構入荷するようになり、いくつか揃うようになり、密かにヘビーローテーションになってきてます♪

何というか・・・例えば今回ご紹介している『ハードボイルドエッグ』。

人情ハードボイルドコメディドラマ???とでも申しましょうか???

主人公はレイモンド・チャンドラーの小説に登場するフィリップマーロウという探偵に憧れ、というか、なったつもりで、カッコつけるんですが、それがちょっと間抜けなところもあり、何度もニヤリとしてしまうんです。

でも、最後はほろりと感動・・・という、人情味溢れる作品。

荻原さんの作品では、ちんどん屋の一家が日本各地を巡業する旅で直面する家族それぞれの問題やドラマが楽しめ、これもまた最後には涙が止まらない『母恋旅烏(ははこいたびがらす)』や、タイトルがちょっと変わってるけど『オロロ畑でつかまえて』もおすすめ。

血みどろの殺人事件のミステリーをちょっとお休みして読んでみるのにピッタリです♪

また、阿川佐和子さんの痛快なエッセイたちも、女性の方に密かにヘビーローテーションしているもののひとつ。日常目線で面白いエッセイなので、肩の力を抜いて読めますよ。

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